質感

川の流れに身を任せ。

シティガールがウルルに移住!


こんばんは~

 

 

ウルルに2日前に到着しました!

 

 


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東京、メルボルンのシティから出てきて、いまは、こんな所に住んでいます、、準砂漠地帯なんだって。

 

 

 

着いて初日(4日)は、アコモデーションのセットアップ、住民登録、周辺の説明を受けて終わり。

 

 


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ファイナリー、オウンルームを手に入れました( 笑 )

 

この写真の他にもソファーのスペースとクローゼットがいっぱいあって、十分すぎるくらい自分のスペースがあります。

 

キッチンとバスルームは、違う部屋に住んでいる日本人ガイドの先輩と、旦那さんのオージーとシェアしています!

 

 

正直、シティに住んでいた時は、寝室もリビングも全てシェアしていたから、プライベート空間がなくて、気使ってやだな~と思ったこともあったけど、実際一人でいると、結構寂しい、、( 笑 )

 

メルボルンで、うるさいうるさいルームメイト達と部屋で毎晩修学旅行みたいだった夜が少し(かなり)恋しくなります。

 

 

でも!

今回のシェアメイトは、先輩とは言え、すっごく優しくて、旦那さんも気使って家の周り案内してくれたり、とっても静かで、快適な日々を過ごせています。すっごくおうちも綺麗で、ラッキーです。

 

 

昨日(5日)は、先輩のガイドさんに着いて、お客さんとしてツアーに参加しました!

 


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カタジュタと、、

 


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ドーン!!エアーズロック!!

サンセットバージョンです。


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サンセットは、スパークリングワインを片手に、のんびり楽しめるツアーです。水面に写ってるのは逆さウルルだって!

 

 

夜はそのままバーベキュー!(写真がない)

そして、広大な星空も堪能しました!

 

一人で参加だったので、ちゃっかりツアーのお客さんと仲良くなって、しっかり飲みました!ハイ!

 

 

 

今日(6日)も同様にツアーに参加!朝6時半に集合して、サンライズへ!

 

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エアーズロックサンライズバージョン!

 

その後、先輩の説明とともに麓の散策!

先輩の説明があまりにも素晴らしくて、エアーズロックだけでなく、麓の自然や、形成など事細かにわかりやすく説明していて、途中から、自信が無くなって、勝手に落ち込んでいました( 笑 )

 

 


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そして、エアーズロック登頂!

 

とはならず、、

 

というのも、この写真にある斜面を登っていくらしいんだけど、天候や文化的な理由から登れる日が年間を通して30%くらいなんだって!(先輩の受け売り)

 

 

そして、来年の10月から登れなくなるエアーズロックですが、その原因として、先住民のアボリジニとオーストラリア政府の軋轢が挙げられるそうです。

 

アボリジニは、エアーズロックの登頂をよく思っていないようですが、今日も多くの観光客が登れないことを非常に残念がっていました。(代わりに文化資料館の見学をしたよ。)

 

 

 

そんな感じです。

 

 

こっから、すげえ真面目な話!

 

全体を通して、気になったことがひとつ、、!

 

 

それは、

多くの観光客がアボリジニとオーストラリア政府の政治的な側面に関心がない

ということです。 

 

 

一応、大学で政治を専攻しているわたしですので、、(似合わない)

 

 

ゼミの先生は、グアムに特に焦点を当て、スペイン、アメリカ、日本という大国間のパワーバランスの影響を主に受けてきたグアムの先住民であるチャモロ族の勉強もしています。

(わたしは、戦後日本人の歴史認識の変容、比較というテーマでやってたんだけど)

 

それの影響もあり、今回のツアーについて少しモヤモヤが残る感じに、、

 

 

元々、エアーズロックのある国立公園というのは、アボリジニの所有していたものですが、西洋から人がやって来て、オーストラリア政府が所有して、現在再びアボリジニが所有権を取り戻しています。(ガイドさんの受け売りなので文献を当たったわけではないんですけど、、すんません)

 

 

そして、ここにはアボリジニの歴史がたくさんあり、彼らにとって聖地として考えられています。

 

 

観光客の増量によって、そのアボリジニの文化的意味合いが少し風化しているんじゃないかな、、と感じました。

 

あくまでもわたしが感じたことです!

ちゃんとした根拠は提示出来ないので一意見として聞き流してね!

 

 

エアーズロックの登頂もアボリジニは、賛成していないし、来年登れなくなるというのは、オーストラリア政府との裁判でアボリジニがやっと勝ち取った結果です。

 

でも、多くの観光客は、天候の理由で断念してたとしても、最後にどうしても登りたかった!と固執しているように感じられました。

 

 

多くの観光客がアボリジニの文化的な側面を考慮していない

ように感じたのが、少し残念かな、、というところ。

 

 

きっとオーストラリア政府も、アメリカや日本と同じように侵略の責任者であると思うんだけど、、まあ、みんな政治興味ないよね、、

 

 

 

サンセット会場で、伝統的な絵を売っているアボリジニを見かけましたが、なんだかな~という感じです。

 

西洋の習慣(服や紙幣など)が半強制的に先住民の文化に入り込んでしまって、その習慣に馴染まなければ、彼らも生きていけなくなってしまってるんじゃないかと、、

 

まるで私たちの資本主義社会のようになっているのではないかと思いました。

 

資本主義から抜け出そうと思っても、知らぬ間にサイクルに巻き込まれて、もう誰にも止めることは出来ないのと同じなのかなあ、という疑問が湧きました。

 

無意識のうちに社会に生き方を強制されることは、場合によっては、とても苦しいことですが、観光客は、これもまた無意識のうちに、見世物としてアボリジニや、彼らが描いた絵を見物したり買ったりしてるんだよね、、

 

 

正解なんてないんだけれど、正直少し考えさせられるツアーでした。(勝手に考えてるだけね!)

 

 

これはさ、完全にわたしの一意見だけど、あー、綺麗だった~だけで終わっちゃうのってもったいない気がする。

 

せっかくここに来て、文化に触れているんだから、もう少し、いろんな方向からの学びという要素を入れてもいいのでないかな、、と!(実際は時間とかキャパとか要望とかいろんな問題があると思うんだけど!)

 

 

まあ、こんなの少数派だと思うんだけど!( 笑 )そして、ツアーのみんなはそんなツアー期待してないと思うんだけどね!( 笑 )

 

でも、知らなかったら知らないままで、興味ももってもらえずに終わってしまうのは、もったいないよね。

 

 

 

 

まあ、こういうのは自分の中で温めて、来年復学した時に、文献当たって自分なりに膨らませていこうと思います。

 

そして、いつか私みたいな変な意見でも、自己満で終わりじゃなくて、少しは他人を感化することが出来たらいいな、とかただ漠然と思うんです。

 

 

はい、おわり。

 

明日から制服きて、トレーニング始まるよ!

覚えることいっぱいで、辛いと思うけど、自分が満足出来るまで、頑張ろうと思います。